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四十肩・五十肩

こんにちは院長の中林です。

今日は四十肩・五十肩のお話をしようと思います。

これらは発生が好発する年齢により呼び名が違うだけで用語としては肩関節周囲炎と呼ばれるもので肩関節周囲の骨、軟骨、靭帯、腱などが老化や運動不足により日々の生活や運動などで動きの衰えた部分に傷が入り炎症を起こす為に起こるものでこれにより痛み、関節可動域制限が発生します。

初期症状で肩を動かしきったら少し痛い、肩が上がりにくいなどであまり痛める動作をした記憶がないことから放置されることが多く難治性に移行することが多い疾患で稀にそのまま完治もしますが多くは関節のクッション材になっている滑液包、関節を包み潤滑液で満たしている関節包と呼ばれる袋が癒着しさらに強い痛み、関節可動域制限が発生します。そして最後には癒着した部分が動きが悪くなり石灰沈着していき関節が完全に固まってしまうのです。

難治性になると酷い運動痛、特に結帯動作不全、結髪動作不全という動作痛、可動域制限が発生し夜間に肩関節周囲が激しく疼くような症状が出てきます。こうなると予後も治りも悪くなってきます。

 

こうなってしまうのは老化以外にも身体の循環不全が多くの原因になります、細胞内外の水分の循環が悪くなると滑液と呼ばれる潤滑液の交換がスムーズに行われなくなり滑りが悪くなる、固くなり関節に挟まるなどの不具合が発生し尚且つ関節内はリンパ管、血管が少なく栄養素を運ぶのは滑液に依存しているのでここの循環が悪くなると周りの組織が栄養不足になり老化や拘縮(軟部組織が硬くなること)がどんどん進んでいきます。

循環不全は食べ物、特に陰性食品が多いとなり他にも静脈瘤や浮腫み、冷え性などを引き起こし新陳代謝の低下から治癒力の低下も招きます。

 

施術としては冷却、患部固定、挙上固定、温熱療法、運動療法とありますが炎症期、拘縮期でやり方が違い、的確に判断しながら選択していく必要があります。

当院ではそれらに加え東洋的なツボ施術や食養指導、自宅でできる簡単な体操指導を織り交ぜ治癒力、循環を体自身に改善させるように誘導しながら施術していきます。

 

肩関節周囲は日常生活に多大な支障を及ぼすものなのでならないように普段から食事に気を付ける、体操などで関節や筋肉をしっかり動かすなどで予防することが一番重要となります。もしなったとしても早期に適切な処置をすることにより治りが格段に違いますのであまり長く様子を見ず専門家に診てもらうようにすることをお勧めします。

 

 

 

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